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合板とは
合板とは、木材を剥板した単板を乾燥し繊維方向を直交するように積層接着した木質素材です。木の持つ優れた特性と最先端の工業技術により汎用性を高め、植林木を主原料とすることで環境に優しい安全な製品をご提供しています。また国産材(杉・松)を利用した材料なので我が国の森林の育成と産業の発展に貢献します。 合板の長所は、「製材の板に比べて割れにくい。」「強度の異方性が小さい。」「他のボード類と比べて耐水性が高い。」などがあります。
構造用合板とは
合板のなかで、建築物の構造上重要な部位に使用するものを構造用合板といいます。構造用合板は、日本農林規格(JAS)の「特類」基準に適合し、屋外又は常時湿潤状態となる場所(環境)において使用することを主な目的としたもので、接着の程度などにより類別されます。
構造用合板による水平構面の役割
●水平構面に加わる地震力を耐力壁に伝達することです。 ●耐力壁の配置のアンバランスによる悪影響を少なくすることです。
存在床倍率にみる優れたネダレス工法
床組の水平構面としての耐力は構造方式によって大きく異なります。各種構造方法による耐力は、品確法(建設省告示1654号、平成12年7月)に、存在床倍率という単位で示されています。(表17)それによると、一般的な施工方法による火打ち材を設けて製材小幅板を張った床の存在床倍率が0.5〜0.8倍程度であるのに対して、火打ち材を省略して12mm合板を直貼りした床の存在床倍率は1.4倍(根太間隔455mmの場合)、2倍(根太間隔303mmの場合)、24mm以上の合板を直貼りした床の存在床倍率は1.2倍(川の字型釘打ちの場合)、3 倍(四周釘打ち)と非常に高い値となっています。 ●当社は、特類2級の針葉樹構造用合板28mm(さね加工)を標準としています。更に、四周をビス止め@150施工していますので、実質的な床倍率は4倍以上に相当すると思われます。
床の鉛筆荷重に対する性能
●局部たわみの減少。 床下地に構造用合板を用いると、製材板の場合と比べて幅が大きいので、局部たわみが小さくなります。 ●ストレスト・スキン効果。 ストレスト・スキン効果とは、合板と土台・大引や梁が一体化し複合部材となる効果で、これによりたわみが減少します。 ストレスト・スキン効果は合板を土台・大引や梁に強固に接合すると、より大きくなります。